【インタビュー】藤原ヒロシ | マッシュアップの新しい楽しみ方
【インタビュー】藤原ヒロシ | マッシュアップの新しい楽しみ方 - FNMNL (フェノメナル)
和田 - 今回のマッシュアップでヒロシさんはK-POPやJ-POPの音源を分解されたじゃないですか。そこで感じた傾向みたいのってありましたか?
藤原 - J-POPに関していうと、今トップに並んでるような音楽は全然面白くないと思う。なんでかっていうと、大抵はトラックに緻密で難しいコードを使ってて、そこに寄り沿うメロディを当ててるから。僕からするとそれが機械的に思えちゃう。インターナショナルなポップスのトラックはひとつのベースラインなり、コードなりで作っているんです。その上でヴォーカルのメロディがどんどん変わっていくのが面白い。僕はそっちのほうがより人間的だと感じるんです。
和田 - 確かにJ-POPがいかにテクニカルなことをしてるのかを解説する番組なんかが人気ありますもんね。
藤原 -(トラックで)テクニカルなことをすると(ヴォーカルの)メロディがそこにしか行けない気がするんですよ。海外のR&Bなんかはヒップホップみたいなシンプルなトラックで歌い込みますよね。僕はそういうほうがすごいと思うし、好みなんです。
藤原ヒロシ
https://youtu.be/NIkgq2iQElk
安室奈美恵