『心を操る寄生生物 : 感情から文化・社会まで』
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微生物などの寄生生物は、私たちの脳神経に影響を与え、感情や行動を操っている。 たとえば、気分や体臭、人格・認知能力を変えたり、空腹感・体重もコントロール。
ネコやイヌからうつる寄生生物が交通事故や学習力低下の要因になりうることも明らかに。
また、人々の嫌悪感に働きかけ、道徳や文化、社会の相違にまでかかわる。
その脳を操るワザは、あっと驚くほど巧妙だ。
こうした操作力を逆利用して、うつや不安、ストレスを和らげる療法も開発中。
この分野(神経寄生生物学)の先端科学者たちに取材、複雑精緻なからくりに迫っていく。 第1章: 寄生生物が注目されるまで
第2章: 宿主の習慣や外見を変える
第3章: ゾンビ化して協力させる
第4章: ネコとの危険な情事
第5章: 人の心や認知能力を操る
第6章: 腸内細菌と脳のつながり
第7章: 空腹感と体重をコントロールする
第8章: 治癒をもたらす本能
第9章: 嫌悪と進化
第10章: 偏見と行動免疫システム
第11章: 道徳や宗教・政治への影響
第12章: 文化・社会の違いを生み出す