マインドマップはワークしない?
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自分の経験的に、マインドマップが発想を広げるツールとしてワークしたためしがない。 未知のものを呼び込む余地がないというか、ただ知っていることを再確認する作業になってしまいがち。
自分の使い方の問題…?
メタが生まれない
キーワードからの「連想」というルールは、自由なようで実は制約がある
意識を一段低くして、要素同士を順接的につないでいく感覚がある
トピックに関するベタな観点を洗い出すのには有用かもしれないが、「アイデアの創出」という意味ではむしろストレスが多いかも
「線」の持つ意味が文脈依存的
順接的に接続する、という暗黙のルールがある
「不連続な連想」(=「非連想」?)を位置づけられない
しかしメタ視点や新しいアイデアはこういう不連続な非連想から生まれることが多い
中心におかれたテーマを無視して、破壊的にマインドマッピングしてよいのであれば、自分の場合はワークする
マインドを整然とマッピングするより、ちゃんとマインドに飛び込んで迷子になることが大事
そして既知の情報の整理の仕方としてはマインドマップは微妙
線の意味が文脈依存的だし、メタ情報や時系列を付加できないから
自分の認知特性の問題
目的論的にゴールが決まっていると自由に発想を飛ばせない節がある
アイデアは「ならば」や「といえば」ではなく「ってか」から生まれる
しかしそこで生まれたアイデアは当然、当初の目的に向かったものではない
ので業務として用いる場合はあまり意味がない…
マインドマッピングソフトウェアが不便
紙と鉛筆の方が絶対に速い
し、「線でつなぐ」という操作は、PC上ではUIとしてストレスフル
みたいなところからこういう手法を考えることもできる: