なぜ負の数×負の数が正の数になるのか
中1のときにやった正負の数ですが、なぜ負の数×負の数が正の数になるのかと聞かれると少し自信がないですよね
ということで(少なくとも自分にとっては)わかりやすくまとめました
ということで何の脈絡もなく思えるかもしれませんが、皆さんは電気について覚えているでしょうか
+の電気を帯びているものや-の電気を帯びているものなどがありますよね
で、本題です
正の数、負の数をそれぞれ+、ーの電気を帯びたなにかと考えるとわかりやすいのではないかと考えたわけです
ちょっと図にまとめるのがめんどくさかったので文字で行きます()
↓を"0"とみなします
++++++| 6
電気的に中性| ±0
ーーーーーー| 6
+と-は打ち消し合うので、上のは"0"です
"6"でも"12"でもなく"0"です
誰がなんと言おうと"0"です
いいですね?
とまあ冗談はさておき、ここではこの計算を掛け算というよりもむしろ足し算のようなものとして捉えています
なにか違和感を覚えたら1を2に脳内変換してくださればわかるはずです
なぜ2にしないかというとこれまた面倒くさいからですね
ということで4種類の掛け算について見ていきましょう
正×正
これはそのまんま正の数が正の数だけ増えるということですね
1×1=1は
+++++++| 7
電気的に陽性 | +1
ーーーーーー | 6
となります
+が1増えただけですね
負×正
これもそのまんま負の数が正の数だけ増えるということです
-1×1=-1は
++++++ | 6
電気的に陰性 | -1
ーーーーーーー| 7
となります
これもーが1増えただけですね
正×負
これは正の数が負の数だけ増えるということですが、負の数だけ増えるとは一体どういうことでしょう
これも中1のときにやったと思いますが、負の数だけ〇〇というのは、正の数で表すと逆になります
例えば「-5kg痩せた」というのは、「数学的に」見れば「5kg太った」ということになります
つまり正の数が負の数だけ増えるというのは正の数が正の数だけ減る、ということなので
1×(-1)=-1は
+++++ | 5
電気的に陰性| -1
ーーーーーー| 6
となります
ーの数は変わらず、+の数が1つ減ったことでバランスが崩れてー側になりましたね
負×負
負の数が負の数だけ増えるというのは上のやつと同様、負の数が正の数だけ減る、ということなので
-1×(-1)=1は
++++++| 6
電気的に陽性| +1
ーーーーー | 5
となるんですね
こっちは+の数は変わらず、ーの数が1つ減ったことでバランスが崩れて+側になりました
とまあこんな感じです
わかりやすくするために若干変なことをしていますがなんとなくわかりましたよね?
ではまた