トビオアパートメント
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団地×実験区域
団地。
それは高度経済成長期、爆発的に増加した世帯に対する社会的要請によって生み出された生活区域である。その区域内では、それ以前の一軒家を中心とした住宅地とは異なる独自の文化が醸成されてきた。
それ以前の住宅地においては、世帯は小さな単位で独自の文化を形成し、それらは程よく隔離されていた。団地においても世帯は小さな単位で独自の文化を形成していったが、住戸同士が壁一枚、床一枚を隔てて隣接しているため、それらは既存の住宅地と比べものにならないほど高い密度で存在するようになった。
それはあたかも一種の異世界空間が連結され、ドアを開ければすぐ隣に存在するような状態。これこそが団地の持つ最大の特徴あり、そして可能性ではないか。
団地が持つ、多分にして異文化の集合性を現代の我々の生活とマージするとき、どのような生活が現れるのだろうか?
ここはトビオアパートメント。
創り、試し、生み出す、営みの実験区域。
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トビオアパートメント実行委員会(株式会社POD、Metalium合同会社)は、2022年6月から11月末の期間において、URが所有する鳶尾団地再生事業区域内の住棟を活用し、未来の暮らしの予見をテーマにラピッドプロトタイピング手法による実験と実装を行うプロジェクト-トビオアパートメント-を始動致します。
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