RIFF
RIFF(Resource Interchange File Format)はMicrosoft社の作ったファイルフォーマットで、チャンクの概念を使って画像や音声など、様々なデータを1つのファイルに格納します。RIFFファイルを使う代表的な例としてWAVファイルやAVIファイルがあります。 RIFFは汎用メタファイル形式とも呼ばれるように、コーデックのようなデータ自身のフォーマットは規定しません。RIFFはファイル上のデータの置き方(どのチャンクに何が入っていて、チャンクがどのように配置されるかを示す方法)のみを規定します、データ自身の具体的なフォーマットはWAVやAVI等のそれぞれのファイルフォーマットによって規定されます。 RIFFにおけるチャンク
RIFFではデータ全体をいくつかのまとまったデータに分割し、分割されたデータごとにファイル上に配置していきます。分割されたデータブロックのそれぞれをRIFFではチャンク(chunk)と呼んでいます。
RIFFファイルはチャンクに分割されたデータをファイル上に配置して、後から(再生するときに)元のデータに復元できるような仕組みを提供します。階層構造を持つことができ、RIFFファイルはチャンクの(階層構造を持つ)集合体として表現されます。
参考