MIDI
MIDI(ミディ、Musical Instrument Digital Interface)は、日本のMIDI規格協議会(JMSC、現在の社団法人音楽電子事業協会)と国際団体のMIDI Manufacturers Association (MMA) により策定され1981年に公開された、電子楽器の演奏データを機器間でデジタル転送するための世界共通規格である。物理的な送受信回路・インタフェース、通信プロトコル、ファイルフォーマットなど複数の規定からなる。MIDI 1.0の策定完了から38年後の2019年に、Ver.2.0となるMIDI 2.0の策定開始が発表された。
概要
音楽の演奏情報をデータ化し、電子楽器やパソコンで再生できるようにしたもの
以前はMIDI信号をMIDIケーブルで送信していたが、最近ではUSBやBluetooth等でも可能となっている
MIDIクロックを2つ以上の楽器に送信することが可能
カラオケなどに利用されている
オーディオそのものではなく演奏を指示するための単なるデータ
主なデータの項目
鍵盤のオンとオフ
音程
音量
ベロシティ
鍵盤を叩く強さ
ゲートタイム
鍵盤を押している長さ
テンポ
パン(パンポット)
音が鳴る位置
モジュレーション
ビブラートの強さ
等の情報が格納されている
録音時に使用する場合、後から編集が容易になる
関連
GM
SMF
参考