偽終止
偽終止 Deceptive cadence
V→VIm のコード進行。V→I に行きそうで行かないから「偽」
V の和音(ソ・シ・レ)またはその派生和音(V7 など)からI以外の和音(典型的にはIIm(レ・ファ・ラ)、VIm(ラ・ド・ミ)、VI(ラ・♯ド・ミ))に進行して終止するもの。浮遊感を呼び起こすため弱い終止だとされる。聞く人に意外な印象を与えるので、偽終止の名がある。本来楽曲の終わりであるはずの所に、さらに曲を続けたいような場合に用いられることが多い。 in C の場合、VImとして、C6, C7, C13, D9, FM7 などが使える(構成音がA, C, Eを含む)
V:iii -> VIm:iii (シ→ド)
V:viii -> VIm:v (ファ→ミ)
code:Deceptive cadence.abc
X:8
T:Deceptive cadence in C
M:4/4
L:2/4
Q:80
K:C
V:Chord
V:Bass bass