教会旋法
#Music_Theory
"Church mode"
教会旋法とはGregorian chantの音階のことといえる。 すなわちRootに対してどんな音程関係にある音を 旋律の音として用いているかという相対的な構造を指す。
教会旋法の基礎
旋法を用いた作曲技法には2つの視点があります。1つはクラシックやジャズの理論に結びついたもの、もう1つが民族音楽です。ケルト音楽のようにモードで作られている楽曲は、ずっと古い時代から伝わっているものになります。そして、こうした民族音楽に使われている旋法はクラシックとジャズに紐付いた旋法(モード)と同じなので、旋法(モード)を知れば民族音楽が作れるようになります。
https://musicsounds.art/gregorian_mode/
https://gyazo.com/f3b824246e9bbc499face87d16833fb3図の出典不明(たぶんWikipedia)
中世の時代に教会で歌われた単旋律の歌 「Gregorian chant」 や同時代の音楽を構成している旋法を見てみると、全音階のうえに成り立っていることが分かります。簡単に言えば、ピアノの白鍵のみを使ってすべての旋法が表現できるということです。
教会旋法~洗足オンラインスクール
table:モードの種類
History Category 終止音 属音 Characteristic Note No. Name
初期8旋法(8~13世紀) 正格旋法 Re La Si/13th 第1旋法 Dorian mode minor
変格旋法 Re La 第2旋法 Hypodorian mode
正格旋法 Mi Do Fa/♭9th 第3旋法 Phrygian Mode minor
変格旋法 Mi Do 第4旋法 HypoPhrygian Mode
正格旋法 Fa Do Si/#11th 第5旋法 Lydian Mode Major
変格旋法 Fa Do 第6旋法 Hypolydian Mode
正格旋法 Sol Re Fa/♭7th 第7旋法 Mixolydian mode Major
変格旋法 Sol Re 第8旋法 Hypomixolydian mode
新しい4旋法(16世紀) 正格旋法 La Mi 第9旋法 Aeolian mode Natural minor scale
変格旋法 La Mi 第10旋法 Hypoaeolian mode
正格旋法 Do Sol 第11旋法 Ionian Mode Major Scale
変格旋法 Do Sol 第12旋法 Hypoionian Mode
最後の2旋法 正格旋法 Si Fa Fa/♭9th,Do♭5th - Locrian Mode minor
変格旋法 Si Fa - HypoLocrian Mode
https://www.senzoku-online.jp/theory/classic/12/senpou-02.html
http://maucamedus.net/solmization/modus03.html