Undone Work
プロダクトの機能をを顧客の元に届け価値を発揮するために必要なすべてのことのうち、 #完了の定義 でカバーされていない仕事を Undone Work という Undone Work は、 #プロダクトバックログ アイテム (PBI) として管理される必要がある。 (Undone Work を行う PBI の完了条件は #完了の定義 の限りではない) Undone Work を大量に積むことは、プロダクト開発のリスクを増大させる。
例えば、多くのウェブアプリケーション開発チームにおいて、プロダクトのセキュリティテストを PBI の完了の都度に手動で行うことは現実的ではない。そのため、セキュリティテストは Undoe Work となりがちだ。しかし、100個の機能開発 PBI を完了させた後のリリース前に行うセキュリティテストで脆弱性が発見された場合、すでに完了した100個の機能開発 PBI のどのアイテムがこの脆弱性が混入した契機だったかを調査することは困難になる。