20240403
高齢者の二極化
資産とスキルがある
資産もスキルもない
なぜ働く→働く理由も二極化。お金かやりがいか
高齢者は非正規雇用
可哀想とは限らない
雇用関係の終了
満了、合意解約、離職、解雇
高齢者の場合には、期間が決まっていることが多く、有期雇用の継続の有無が問題になる→雇い止め
有期雇用の更新に上限を設けるのであれば、事前に明確に伝える必要がある
スポットワーク
タイミー
クリスマスの人手不足への対応→経済学的には理想的な取引環境に近づいている。需要と供給の関係で賃金が決まる。情報が行き渡っていなかったので、取引が円滑に行われなかったのが、ネットの発達で可能になった。
高齢者は体力的にも多様→仕事をそのままでは対応できないケースもある→会社は、仕事を作り替える必要がある
日本理化学工業7割が障害者雇用→人にあった仕事を作るアプローチは、高齢者にも重要 このようなアプローチの成功事例を共有することがだいじ
知識のない問題には相談員の派遣
高齢者と障害者との連続性
買い手市場で、人が余っている時代は、高齢者に早く引退してもらい、若い人のために席を空けてもらうといった議論があった
今は深刻な人手不足。高齢者にも働き続けてもらうことが重要→高年齢者雇用安定法に基づき、継続雇用義務があるが、企業は独自の取り組みをしているケースもある
では、どの会社で働くのが幸せなのか?
高年齢者雇用安定法では、定年まで働き続けた会社に、継続雇用義務を課している
同じ会社で働き続けることが難しいケースもある。職種などによって違う
障害者雇用において、納付金制度。法定雇用率を達成できない場合は、お金を支払うことで代替できる
法定雇用率を超えて雇うと補助金がもらえる
特例子会社の活用も可能
元気ならば働き続けてもらう
これまでと同じ会社で同じ仕事をするのが幸せとも限らない
別の会社で、これまでの経験を活かすことが、社会全体にとっても利益につながることも
老後の人生設計チャート
年金の金額、老後の生活費+子供や孫へのプレゼント代→どのくらいの収入があると安心か?
自分の体力や意欲なども踏まえて、どの程度の働き方を希望するか?
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自分の老後の働き方も考えて、現役時代のキャリアを作ろう
場合によっては、これまでの仕事を早期退職して、50代のうちに別の仕事に移るなども要検討
年に一回、お正月などに、家族で、家族間の役割分担やこれからの働き方、またどのようなことを学ぶと今の仕事との相乗効果で働き続けることができる、活躍できるかなどを検討しよう
リスキリングを通じて、中高年層が学び直しをして、人手不足の業界で求められて働くことが望ましい 外見も大事。かっこよくなくてもいいが清潔感
高齢者が働き続けることは必要か、望ましいのか?
そもそも高齢者は何歳から?世界的には65歳とされるが、寿命も健康寿命も伸びている中で、どのように高齢者を定義すべきかは、昔から議論がある
認知能力や体の機能などで定義をしなおす必要があるとも言われている
VTR① シニアとスポットワーク]
1, なぜ高齢者でスポットワークなのか?
そもそも若者とは違い、高齢者が働く理由は比較的多様
生きがいのために働くという声が70際以上では約25%であり、お金のためだけとは限らない
また加齢により体力面や健康面で働き方に制限がある人もいる
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出典:内閣府 (令和5年度)「国民生活に関する世論調査」
しかし日本では、これまでバリバリ働く正社員か、不安定な非正規の二択だった。
そしてこれまでならば非正規の働き方でも、都合が良い時だけ働くというのは、あまり現実的ではなかった
インターネットやスマホの発達により、仕事と働き手をマッチさせる仕組みがより柔軟になった
若者でも、隙間時間にアルバイトをしたり、相対的に時給が高い仕事を比較して選べたりするようになった。
経済学の教科書で最初に学ぶ、理想的な取引環境に近づいて来ている。まだ不十分だけど
2, アプリで仕事が決まる
比較がしやすく、悪い評判のところは排除されるため、働く側にとって安心感につながる
spot workやギグワークに共通して、都合が良い時に働ける
しかし一度評判が悪くなると仕事を見つけにくいという問題も。体調不良によるドタキャンや加齢によりうまく仕事がこなせないなどには、もう少し丁寧なマッチング支援が必要かもしれない
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3, 企業側のメリット
昔のように正社員を雇えば「誰が雇ってやっているんだ」と強気な使い方はできない時代
採用も難しいし離職抑制に時間とお金を使っている
高齢者に仕事を一部でも負担してもらうことで、現役世代の働き方に余裕ができる。例えば、子供を持つ現役世代は週末は休みたい、その分の仕事を曜日を気にしない高齢者に負担してもらえる
また高齢者にもやりがいがあり、会社、現役社員、そして高齢者の三者にとって良い仕組み
VTR② シニアが活躍する企業
4, 高齢者に合わせた職場づくり
障害者雇用で有名な会社などでも、障害に合わせた道具や作業環境を作ることでハンディキャップがある人がしっかり結果を出している
人は程度の違いはあっても様々な障害を抱えている。私もメガネがなければ仕事はできない
人手不足の時代に、働きやすい環境を整備して、仕事に集中してもらうのは雇う側の役割
高障求機構などの支援も活用すべき。
VTR③ 働かざるを得ない高齢者
5, 怪我やトラブル
自分で様々な知識を持つのは現実的ではない。相談窓口を知っておくことが重要
おかしいと思ったら、社内ではなく、社外と相談
仕事での指示なども、メールで自分にメッセージを送るなど、記録を残しておく
位置情報サービスのスマホの記録が長時間労働の証拠になったケースもある
6, 国や企業がやるべきこと
企業は、人手不足の時代に対応するために意識改革に取り組んでいるところと、そうでないところの二極化
管理職になる人も、多様な労働者に対して仕事を割り振り、異なる条件で働く人に対して納得感のある評価をすることが求められている
ハンディがある人に対してうまいサポートをできる会社は相対的に有利に
国も先ほどの高障求機構などサポートはあるが、より充実される
訓練や職探し、また労働と社会保障の組み合わせをじゅうし
7, 備えること
リスキリング
早めの準備
年に一回の働き方の確認
1645みのしまさん
NHK西口に着く5分まえに連絡