20230518
具体例として、3つの部署に6人の社員を配属する問題を扱います。それぞれの希望するリストは次のものです。左側のS1からS6までは新入社員、また右側の三つの部署を表しています。
https://gyazo.com/54c90bb4b83fbddc3aa34f7c565e19b9
このくらいの人数であれば手計算でも容易に安定マッチングを求めることができます。しかし人数が増えると時間もかかりますし、途中で間違える可能性もあります。そこでコンピュータを用いてマッチングを求めてみましょう。
まず社員は6名で部署は3つですので、それを記入します。
また詳細設定のところで社員と部署のそれぞれの好みを記入します。その際には、全てを数字で扱う必要がありますので、人事部を1、経理部を2、法務部を3と置き換えることにしましょう。
加えて、最下部に各部署の定員を記入する必要があるので、2 2 2と各部署の定員をそれぞれ2名と記入します。
すると下のように記入することになります。
https://gyazo.com/333751c004cf16a4961ca0535ca57b5b
その上で最下部にあるシミュレーションするのボタンをおすと結果が表示されます。
https://gyazo.com/4e447e5d3c16d5bb63483c1cebd527c2
https://gyazo.com/1348178ce0a21a39d618bd283a3822e0
またご自身でやってみるために、選好リストも転載しておきます。
1 3 0 2
1 2 3 0
2 1 0 3
3 1 2 0
3 0 1 2
1 3 2 0
3 4 5 6 2 1 0
2 1 3 5 0 4 6
3 1 5 2 0 6 4
実際に多くの人数のデータで安定マッチングを探したい場合は、ページの右上にあるオプションからエクセルファイルを用いて選好リストを入力することもできます。
https://gyazo.com/a026db66787019dea306f18bf071fa6d