DevOps
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ソフトウェアやシステムの開発(Development)と運用(Operation)を連携させる手法や文化。
目的は、品質向上・価値創造である。
なぜ開発と運用で対立が起きるか?
ビジネス目標と優先順位が異なるため。
開発:改革派。新しい機能をどんどんデプロイ、リリースしたい。
運用:保守派。現状の動いているものを安定的に運用したい。
背景が異なること自体は良く、その中で「ビジネス目標と優先順位が異なる」ことが致命的である。
15の基本プラクティス
顧客の声
関係管理
リーンプロセス最適化
ナレッジ管理
バリューストリームマッピング
目に見える管理
アジャイルスクラム
アジャイル
スクラム
シフトレフト
変更管理
サービス構成管理
リリース管理、デプロイ管理
インシデント管理
問題管理とカイゼン
継続的改善
耐脆弱性
7つのゴール
いち早い市場投入
IT, 社内パートナー, ステークホルダーのより良い統合
応答性の改善
コードとデプロイの品質改善
生産性の向上
可視性と透明性の向上
柔軟性とアジリティの向上
比較
リーン
種類:哲学/原則
焦点:無駄の排除、価値の最大化、効率性
範囲:あらゆるビジネスプロセス
目標:顧客価値の最大化、効率性向上
関係:他の全ての基盤となる哲学
アジャイル
種類:ソフトウェア開発の原則/手法
焦点:変化への適応、迅速な価値提供
範囲:主にソフトウェア開発プロセス
目標:顧客満足度向上、市場投入短縮
関係:リーンをソフトウェア開発に適用
スクラム
種類:具体的なフレームワーク
焦点:チームによる反復的な開発と管理
範囲:アジャイル開発の特定のチームとスプリント
目標:プロダクトインクリメントの迅速な提供
関係:アジャイルを実践するための具体的手段
DevOps
種類:文化/プラクティス/運動
焦点:開発と運用の統合、デリバリーの加速、信頼性向上
範囲:ソフトウェアデリバリーライフサイクル全体(開発〜運用)
目標:迅速な市場投入、高品質、安定運用、ビジネス価値の最大化
関係:アジャイルとリーンをITデリバリー全体に拡張・統合
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