創作バンド
ゼロ年代前後の日本を舞台にした、架空のロックバンド。 平成 小説『Drive to Pluto』
各バンド紹介
インディーズ(Finedge Records)
Drive to Pluto : 1997年結成、2006年活動停止。東京都福生市と茨城県古河市の出身。シューゲイザー→プログレ→ポストロック・マスロック。難解な詩と技巧的な曲調。コンセプチュアルなアート・ロック。
This Earth Is Destroyed : 2000年ごろから活動開始。新潟県新潟市出身のソロミュージシャンによる音楽活動。ドリームポップ、シューゲイザー。不安、絶望、シュルレアリスムを撫ぜる。
環-Tamaki- : 2000年ごろから4人編成で活動。オリジナルメンバーは東京都八王子市出身。2007年ごろからメジャーレーベルに移籍する。ツインボーカル・英語歌詞で、バンアパフォロワー系の泥臭いマスロック。
メジャーレーベル所属
SIGNALREDS : 1995年結成。オリジナルメンバーは京都府京都市出身。オルタナティブロックから始まり、次第にJポップ・Jロックに固まらないような表現(音色、スケール、進行)を模索する。5人もいるのでオケが厚い。
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バンドマンという属性「だから」格好良いのではなく、演奏をする身体やそこにやどるそれぞれの架空のプレイヤーたちの思想を格好良いと思っているので、まずはライブへ行く音楽好きが増えたらいいなと思っている
私はあの文化・あの空気が好きで、作品を通じて歴史の縦糸に隣接したい
そして時代性に丸め込まれたり、飲まれたり、レッテルを貼られながらも、個々人は代えがたくそれぞれに個々人であるということが格好いい
演奏する身体や身体の拡張機能としての楽器は格好良い
(ライブに行ったことのない読者が自分の小説を読んだ時に何を思うのかはとても気になる 描写を共有できているのだろうか)
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よってキャラクター同士の愛憎関係(たとえば恋愛関係や「クソデカ感情」など、通用している誤用の方の「エモ」と呼ばれる情)の描写が「創作バンド」をやる時の自分にとってはかなりどうでもよくて(まあ自分の小説はバンドものに限らず「クソデカ感情」で簡単に気持ちよくならないようにわざと情を排して書いているが)……多くの創作物は人間同士の情を主題にしているので摩擦が生じるし 私のやってることに取っ付きにくさを感じられるとしたらここが要因だろうな
なにが言いたいかというと 創作バンドを書くときには、自分は存在しない偉人による架空史の大河ドラマを書くぐらいのつもりで接している
んだけどこの長文読まされたら余計に創作バンド取っ付きづらくなるよな〜と思いました
自分の中での結論:創作バンドは架空の現代史 みんなも一緒に時代を築こう