検索格差
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能動的に検索を駆使する能力や余裕がある人類とそうではない人類がいて後者は経済的に搾取され続けるという「検索格差」は、今後重要な社会問題になっていきそう yuiseki(風の時代)(@yuiseki_)
経済的に困窮している人々は能動的に検索を駆使して自分の生活の問題解決をする能力や余裕がなく、受動的にYouTubeを垂れ流すといった形でインターネットを使っていて、その結果広告も「楽して稼げる!」といった搾取的なモノばかりになり、本来必要な支援制度情報に辿り着けないという渋い話を聞いた
貧困層になると搾取系にターゲティングされてしまう問題は考えるとちょっと面白い
アドネットワークのポリシーで禁止するのもなかなか難しそう
「自分の生活が今よりもよくなる」とかはすべての広告がそういうメッセージだし
恣意的な運用は許されない
福祉課とかが広告費用を出して出稿するしかない?
GoogleのアドネットワークにはGoogle自身も金を払って出稿している
無料にしちゃうとやはり中立性の観点から問題出そう
はっきりいって、「xhtml midi マークアップ」といったキーワードで検索して出てきたウェブページを見る人と、「タグ 書き方 音楽ファイル」で出てきたページを見る人とは、一生交わらない可能性がある。ハイパーリンクをたどって知的探訪を行う場である、というのが初期のウェブが持っていた幻想であるわけだが、今現在「ホームページ 音楽を付けたい」といったキーワードで検索する人は、多分「マークアップ」という用語までたどり着くことはないと思う。そして、マークアップというキーワードを理解しない限り、xhtml 近辺のことは何も分からない。
この違いは、何も別に高尚なわけではなくて、普通の人が単に技術的に適切な言葉や概念を知らないだけというところにある。たったそれだけのことで、専門家とそれ以外とがものすごく乖離してしまうという、よくある問題でもある。だけど、ウェブのおかげで、普通の人が専門家に近づくべきチャンスとでもいうようなものが、逆説的に減ってきてしまってるかもしれない。
Search Requires Knowledge of the Search Space(検索には検索空間に関する知識が必要)