ライフサイクル論
生物学的側面だけでなく社会文化的・歴史的側面にも注目したこと
発達を青年期までではなく生涯にわたって捉えたこと
漸成説: 環境との相互作用の中で発達が進み、前の発達段階での経験が次の発達段階に統合されるという考え 人間のライフサイクルは8つの段階に分けられる
各段階に異なる心理社会的危機が設定されている
自我の機能の発達に人格的活力(virtue)があると主張している
発達の各段階での葛藤を内的に支える力
乳児期
基本的信頼 vs 基本的不信
活力: 希望
乳児初期
自律 vs 恥・疑惑
活力: 意志
遊戯期
自主性 vs 罪の意識
活力: 目的意識
学齢期
勤勉 vs 劣等感
活力: コンピテンス
青年期
アイデンティティ vs アイデンティティ拡散
活力: 忠誠
前成人期
親密 vs 孤立
活力: 愛
成人期
ジェネラティビティvs 停滞
活力: ケア
老年期
インテグリティ vs 絶望
活力: 知恵