バンクシーン
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バンクシステムとも。同じシーンの使い回し。
作れるものが限られていた制作事情から生まれた表現。
バンクシステムが本格的に使われたのは、日本初の30分テレビアニメシリーズ[1]『鉄腕アトム』(1963年〜1966年)においてである。必要に応じて預金を引き出せる銀行に例え、手塚治虫が命名した。これにより、アニメーションをテレビ番組として毎週放送することが可能になった。 なお日本における実際のアニメ制作現場においては、バンクシーン・バンクフィルムに近い意味でDNという用語も古くから使われている。これはDuplicated Negative(film)に由来し、映像を複製して使いまわすものを言う。いわゆるバンクの一種ではあるが、単に「バンク」と言う場合は流用素材全般(セル画単独・背景画単独など諸々)を指すのに対し、「DN」の場合は撮影済みの映像を使いまわす場合にのみ限定して用いられる。