アーツ・アンド・クラフツ運動
https://ja.wikipedia.org/wiki/アーツ%E3%83%BBアンド%E3%83%BBクラフツ運動
ウィリアム・モリスが主導した運動
美術工芸運動
産業革命→粗悪な大量生産品→手仕事に戻り、生活と芸術を再び統一しようという運動
工業化によって失われた手工業の復興
柳宗悦
民藝運動
用の美
つくり手と使い手にとっての喜びとして民衆によって民衆のために製作された芸術がかつては存在していたことを、文明化した全世界が忘れ去ってしまった。
役に立つかわからないものや、美しいと思わないものは、あなたの家にいっさい置いてはならない。
『デザインの近代史論』-中山修一著作集1
モリスは複雑な手作業が特徴のようだ
https://gyazo.com/9057b39c396becc9ec759d38bcc68c31
By David Hawgood, CC BY-SA 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=49138136
バウハウスとの関係
これらは バウハウス のイメージとは俄かには結びつきがたいが、アーツ・アンド・クラフツ運動の背景には、産業革命によって生まれた低質な工業製品への異議申し立てがあり、生活と芸術の統一によって、新たに生まれつつあった大衆社会にふさわしい造形を創造するという理念があった。
こうした理念と工芸分野で成功を収めているイギリスの状況に関心を寄せたプロイセン政府は、「文化スパイ」としてヘルマン・ムテジウスを6年間イギリスに滞在させ、その成功の要因を研究させている。その実践の場として1907年にドイツ工作連盟が設立され、近代社会にふさわしい芸術と産業の統一が構想された。ドイツ工作連盟の活動はインダストリアルデザインの始まりといわれ、その理念はヴァルター・グロピウスによる1919年の バウハウス 設立に大きな影響を与えた。