うつ病の小精神療法
1. うつ病は治療の対象となる「不調」であり、単なる「気のゆるみ」や「怠け」ではないことを告げる
2. 早い時期に確実に心理的休息を取るほうが、結局は立ち直りやすいことを告げる
3. 予想される治癒の時点を告げる
4. 治療の間、自己破壊的な行動(自殺など)をしないことを約束してもらう 5. 治療中、症状には一進一退があることを繰り返し告げる
6. 人生に関わる重要な決断(例:退職や結婚)は治療終了まで延期するよう助言する
7. 服薬の重要性や副作用を告げておく
心理教育以前に提唱されたが、既に心理教育的な発想が明確に見て取れる