XY問題
@tmkwsn: エンジニアの人たちね、まあ頭が良いということなんだろうけどもね、例えばなんだけど「Aを使ったBがしたい」と言うと、そのAとBになった背景を聞くのね。 これは全然良いんだけど、最終的に「それならCがいいよ」って結論を出してくるの。相手はAを使ったBがしたいって言ってるのに。
誤った提案から誤った労力を強いられることが専門家にとっては頻繁にあってひどく苛立たしいので最初に本質を探るのは習性付いている。
XY問題とは「質問者が、本当に解決したい課題Xについて直接聞くのではなく、Yという二次的な課題を解決する方法を聞く」ことによって発生するコミュケーション上の問題を指す語である。これはヘルプデスクや技術サポート、ソフトウェア工学、カスタマーサービスなどの現場でしばしば見られる。 XY問題という用語の初出は、エリック・レイモンドのテキスト「How To Ask Questions The Smart Way」において、「Questions Not To Ask」セクションに「How can I use X to do Y?」という項目が追加されたときである。(ただし、この元のバージョンでは、XとYの意味が入れ替わっている)。
Q: Xを使ってYをするにはどうしたらいいですか?
A: もしあなたがYをしたいのであれば、適切ではないかもしれない方法を使うことを前提とせずにその質問をするべきです。このような質問をする人は、単にXについて知らないだけでなく、自分が解決しようとしているYが何なのかわからず、自分のおかれている状況の細部に固執しすぎている人が多いようです。