遅く考える
@hisagrmf: 大学院は特にこれをn年間使って身につけられるというのが企業就職する人にとっては大事だよな https://gyazo.com/4e02760f9082879c99d7e4d4fbe69343
本当に賢い人の考え方
「賢い」とはどういうことだろうか?この問いには何通りもの答えが用意できるだろうし、読者もいろいろな考えやイメージが浮かぶだろう。とにかく頭の回転が速い、抽象的な思考に強い、わかりやすく説明したり図解したりするのが得意、勉強ができる..など。 しかし、「遅く考えられる」という答えが挙がることはあまりない。確かに、ぽんぽんとアイデアが出せて、鋭い主張を即座に展開できる人を「賢い」と考えがちだ。だとすると、遅い思考は賢さの対極のようにも思えてしまう。 しかし、賢い人はスピーディな思考にも秀でていながら、実際にはそれだけでなく、状況を適切に見きわめ、それに応じてあえて遅く考えている。むしろ、「気をつけないと間違える場面」「多様な可能性を考慮すべき場面」には、ゆっくり考えることでその能力を存分に発揮している。これこそ、賢さの大事な要素なのだ。 2年ぐらい考えてもいいのではないか
遅く考えられる人は、自分自身の思考そのものにも注意を払いながら、丁寧に思考を進められる。間違いが起こりやすい場面に気づいて、それに対処できるので誤りを減らすことができる。
そして、よいアイデアや仮説にたどり着くまで、状況に応じた思考の進め方で粘り強く考え続けられる。それによって、多様な可能性を吟味する想像力や、創造性まで発揮できるのだ。
本書では、まさにそこにフォーカスを定めて、遅く考えること-意識的にゆっくり考えることを「遅考」と呼び、それを使いこなす方法、「遅考術」を紹介していく。