真のスコットランド人論法
通常は普遍汎化に対して反例が挙がった場合、反例を否定 or 普遍汎化放棄となる
対して、普遍汎化に「真の、純粋の」をつけてレトリックで修正することによって反論しようとする
A: 「スコットランド人は粥に砂糖を入れないんだそうだ。」
B: 「私の叔父はスコットランド人だけど、粥に砂糖を入れていたよ。」
A: 「でも、真のスコットランド人は粥に砂糖を入れないんだよ。(But no true Scotsman puts sugar on his porridge.)」
真のスコットランド人論法の構成要素
論駁された当初の主張から公に撤退しない
特定の都合の悪い反例を定義的に除外するよう変更した主張をする
レトリックを用いてその変更を隠す