〈コラム〉「kawaii」をキーワードにしたグローバルPBL
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a. グローバルPBL
2016年8月にタイKMUTT大学と芝浦工大の学生が7日間かけてデザインワークショップを行うというもの
参加する学生は両校とも、プロダクトデザイン系の学生
目標はかわいいデザインの提案
グループは5つで、タイの学生と日本の学生の混成チーム
A
飲料の企業
ビール製品のシェアが高く、男性的なイメージ
お酒に興味を持ってもらうための方法を模索している
B
樹脂の生活用品の企業
ごみ箱についてヒット製品の実績がある
現在、多くの企業からさまざまな種類のゴミ箱が発売され、新たな方向性を模索中
近年、シンプルな形状のゴミ箱が増加し売上を伸ばしている中、あえて「かわいい」というテーマで新しい分野を切り開くことを試みる
C
浄水器一体水栓の企業
シェア80%
今後の製品展開において、若者の感性を取り入れたいと考えている
D
オフィス家具の企業
業界中でシェアが高く、シンプルですっきりとしたデザインで定評がある
近年、学校関係を中心とした市場のデザインに取り組みつつある
課題は学校向け家具のかわいいデザイン
E
工学計測機器の企業
日本の大手企業のほとんどに使われている計測機器で、精度が高い信頼性のある会社
大手企業に比べるとシェアが低く、何らかの方法を模索している
近年企業の研究所関係には女性の研究員が増えている中、デザイン的に好まれているか気になっている
b. デザインワークのステップ
1日目
課題製品の調査
2日目
フィールド調査
3日目
フィールド調査のまとめ
4日目
中間発表
5日目
提案するデザインの目標に従って、デザイン検討を行う
6日目
デザイン検討の続き
7日目
プレゼンテーション