扱われ方の鑑賞
2023/07
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https://www.youtube.com/watch?v=Ci8zmq-JOQ4&t=312s
オンラインFPSゲーム内で死亡すると、自身のバーチャルの体は消失し、その場で物資の詰まった箱に変換される。そしてファーストパーソン視点から、自身を殺した仇の視点に切り替わり、観戦が始まる。仇の視点では新たな私である箱の内容物を漁られていたり、ひどい時には煽り、死体撃ちなどをされる。こういったオンラインゲーム内で見られる自身の死の俯瞰的な視点や、死体の扱われ方を目の当たりにすると、他者からの視点を想像した時のような気まずさを覚える。そして、同時に仮想世界への限りなく深い没入が解かれ、現実の私の身体の硬直と目前のディスプレイの質感を思い出し我へ帰る。本作品においては、仮想世界での死の俯瞰と現実の私との接続を考える。 ゲームにおける私の身体の状況を現実空間に落とし込むことで、現代の多様化する通信メディア環境において多重に入り組んでゆく新たな視点について表現する。
木箱によるパフォーマンスと中継映像、CG映像によるミクストメディア
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Materials
木箱
大型ディスプレイ(可変)
小型ディスプレイ(5inch)
webカメラ
人体(パフォーマー)
Software
Unity
premiere pro
Resolume Arena