技術的負債
多くのブロガーが負債のメタファーのことを、後できれいに書き直すつもりなら雑なコードを書いてもいいという考え方と混同し、かつその考え方こそが負債の原因であると説明しています。 私は雑なコードを書くことには全く賛成しませんが、たとえ理解が不完全だとしても、目の前の問題に対する現時点での理解を反映するコードを書くことには賛成です。
理解が不完全な段階でもソフトウェアを開発して借入をできるようになりたいならば、そのソフトウェアに現時点での理解を可能な限り反映させることが重要です。
Ward の言う負債の悪影響とは開発と共に得られていく知識、理解と目の前のシステムとの乖離が引き起こす生産性低下のことであり、自分たちが書いているコードの保守性(あるいは、雑さ)のことではありません。むしろコードを書くときには常にそのときのベストを尽くせと言っています。