空白のマス目
la case vide
ドゥルーズによる構造主義の6要素
の6つめ
セリー間を行き交い、構造内を項が自由に移動できるような「空白のマス目」のこと
空白のマス目があることで項が自由に移動でき、
それによって、
ファルスφ
が
対象a
として延々と追いかけられ、次々に新しいシニフィアンに置き換えられる
このような動作をドゥルーズは
偽装
と呼ぶ
この世のすべてのものは、何らかの
対象x
によって、規定されている
対象a
などとも近い
ドゥルーズは
対象x
と呼んでいる
この世の全てはこの
対象x
によって規定されている
しかしこの対象xは自らの起源を欠いている
発生を問うドゥルーズにとってはこの結論は芳しくない
なので、
対象xの2つの特徴
をいったん挙げた
この結論を改善するためには、
対象xの2つの特徴
の条件を変化させればいい