残存価格
「残存価格10%」と言ったとき、「取得原価の10%」を表す
例
取得原価3000円、残存価格10%だと、残存価格は300円ということ
単位か言葉の使い方がおかしい気がするがそんな感じらしいmrsekut.icon
耐用年数を経過した後に、価値が残っているのが直観に合わない #?? 耐用年数経てば、常に価値が0になる、とすれば
「残存価格」なんて概念が不要になって単純になったりしないのだろうか
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残存価格(またはスクラップバリュー)は、固定資産がその耐用年数を経過した後に、廃棄処分する際に得られると予想される価値です。
具体例
1. 企業が新しい機械を購入
ある企業が製造ラインのために新しい機械を購入したとします。
この機械の購入価格は1,000万円であり、耐用年数は10年と設定されています。 企業は、10年後にこの機械が廃棄される際に50万円の価値があると予想しています
2. 減価償却の計算
機械の残存価格を考慮し、減価償却を直線法で計算します。
初期購入価格**: 1,000万円
残存価格**: 50万円
減価償却対象額**: 1,000万円 - 50万円 = 950万円
耐用年数**: 10年
毎年の減価償却費は次のように計算されます。
$ \frac{950万円}{10年} = 95万円
3. 減価償却の記録
企業は以下のように毎年減価償却累計額を記録します。
- **1年目**
- 減価償却費: 95万円
- 減価償却累計額: 95万円
- 帳簿価額: 1,000万円 - 95万円 = 905万円
- **2年目**
- 減価償却費: 95万円
- 減価償却累計額: 95万円 + 95万円 = 190万円
- 帳簿価額: 1,000万円 - 190万円 = 810万円
- **3年目**
- 減価償却費: 95万円
- 減価償却累計額: 190万円 + 95万円 = 285万円
- 帳簿価額: 1,000万円 - 285万円 = 715万円
- ...
- **10年目**
- 減価償却費: 95万円
- 減価償却累計額: 855万円 + 95万円 = 950万円
- 帳簿価額: 1,000万円 - 950万円 = 50万円