恋愛に対する要素主義
2020/8ぐらい
恋愛に限らなくても良い
人間関係全般に言えると思うmrsekut.icon
あまり知らないのでなんとも言えないがmrsekut.icon
個人的にはこの考え方は「普通の考え方」をちょっと深堀りした程度のものであるので面白みをあまり感じていないmrsekut.icon
人間の要素は細かい要素に分類できる
もう少しちゃんと言うと「相手に求める要素」だろうか
よくあるのは以下のようなもの
ポジティブ要素
優しい
ポジティブ
顔が良い
家事ができる
子の面倒を見れる
性欲解消
金くれる
デートしたい
etc.
ネガティブ要素
短気
怠惰
暴力
感情的
話が通じない
趣味に散財しすぎ
太い
etc.
これらの要素がそれぞれ加点、減点の対象になる
点数というと語弊がありそうmrsekut.icon
加点、減点と言っているが、総点が重要なわけではない
一発アウトな基準もあると思う
ex. めっちゃ優しくてイケメンだけど、めちゃくちゃ殴ってくる
この偏りのある加点、減点の結果、なにかしらの基準を超えると「付き合う」につながる
以上の考えが前提としてあり、その上で以下のような問いや議論が生まれる
「前提としてある」、というのはmrsekut.icon自身にのみある、というのではない
万人がこの考え方をしていると思っている
それを直感としてやっているか、詳細に分析しているかの差異しかない
分析も各要素の詳細度はかなり異なる
恋バナをするときに「好きな人のタイプは?」と聞いたり、相手は違えど同じような人を好きになるのはこのためではないだろうか 直感的にやっているからこそ失敗が生じる
恋人関係を結んだがゆえに不幸に成るケースがある
ex. DV、浮気、失恋、etc.
各要素の詳細度は高める必要がある
ex.
「見た目がいい」ではなく、「顔がいい」
「顔がいい」ではなく、「目が大きいのがいい」
詳細度が高まることで、自分が本当に欲しているものがわかる
詳細度が高まることで、相手がどれを持っているかがわかる
要素主義を前提にすると以下のような関係も普通に考えられうる
相手は同性でも、動物でも、非生物でもあり得る
要素を満たすかどうか、が基準
相手は一人である必要はない
各要素を別人で満たせばいいという視点
上のような欲望を全部一人の相手で賄う必要はない
子供がほしい→養子を得る
金がほしい→パパ活する
性欲解消したい→セフレ
別々の要素を別々の人で解消することで、
「金がほしいだけでなのでイケメンである必要はない」というふうに割り切れる
確かにすべての欲望を良い感じに満たす一人が存在するのならそれに越したことはないが
確率的に低すぎる
相手とは、自分の欲望を満たすための手段の一つである
それを雑に世間では「恋人」と呼んでいる
ツールであるからこそその相手に唯一性を得られる
そして同時に自分も相手にとってのツールであることを認識する
だからこそ、自分がどういう価値を相手に提供できるかを理解している必要がある
そしてそれを売り込み、相手から得られるものに対しての対価を支払う
この考え方には脆弱性がある
1つの能力で勝負している場合、不慮の出来事によりその能力が欠けた場合に厳しくなる
例えば、収入の高さを武器にしている場合、事故で働けなくなると厳しい
要素主義を前提とすると、この人には何も魅力がないことになる
誰からも取り扱われなくなる
対策としては、複数個の武器を所持するか、欠けづらいものを所持するか
つまり、上に挙げたような要素となる欲望をそもそも他者に求めるべきではない