型を書くモチベーションを上げる
先日、業務でReactを書いている人からアドバイスくれということがあった
エンジニアが一人で、プログラミングも1年目ぐらい
ReactをJSで構築していた
いろんな話題の話をしたが、その一つにTypeScriptの話題もあった
型は書いたほうが良いと思うが、
それを行うためには、モチベが必要で、
ありがたみを感じなければ、ただ単に冗長になっただけ、と捉えられてしまう
実感として「型があって助かった!」という経験を積むと「型ありがてぇ」にできる
が、そこを伝えるのがちょっと難しい
「型があるとこういう理由で堅牢になりますよ」と言っても
「まあ別に現状でも動いてるしなあ、書くのダルいだけでしょ...」となる
言語を特定してしまうが、1つ思いつく有効な方法は
既存のJSで書かれたアプリケーションに、徐々に型を付けていく
TypeScriptは全部anyにすれば、速攻で移行できる
バグがあった時に、その周辺の型をつけながらデバッグしていく
そうした時に、バグの原因が「型があれば防げたもの」であるものが割りと多いことに気づくだろう、たぶん
現状モチベーションがないなら無理に型を書く必要はない
外部の人(自分)が薦めて導入しても、内部に意義を理解してる人がいなければ、正しく使われない
例えば、TypeScriptだと型エラーがあっても動くので、次第に全エラーが無視される
普通に型のない言語でプログラムを書いてみて、
「最近バグが多くて困ってるんですよ」みたいな相談が来たタイミングで、
「どういうバグが多いんですか?」「そういうのなら型があれば防げますよ」
と言った方がありがたみがわかりやすい
実際、型を導入する際にはいくらかのコストがあるわけで、
既に型を自在に使っている人はそこを忘れている
型を書くための記法を学んだり、エラーが出た時に対処したり、といったことを逐一しないといけない
例えば、ハンズオンみたいにまとまった時間が取れるなら、↑この苦しみを体感させれば良い
ちょっと複雑めの課題を出して、前半では型無しで書いて、後半で型ありで0から書き直してみるとか?
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