名前が悪い
名前が悪いことが原因で、
誤った理解をされる
誤った使い方をされる
関数名、ライブラリ名、API名、法則名、なんでも
名前が悪い事例
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プログラミングや技術の分野では、名前の付け方が原因で誤解や誤った使い方がされることが多々あります。以下はいくつかの有名な例です:
1. **REST (Representational State Transfer)**:
- RESTは、APIデザインの一つのアーキテクチャスタイルですが、「RESTful」APIとして実装されているものの多くが実際には完全にRESTの原則に従っていないことが多いです。この用語が広く使われるようになったため、本来のRESTの概念があいまいになっています。
2. **JSON Web Token (JWT)**:
- JWTは、JSON形式のWebトークンを使用して、クライアントとサーバー間で情報を安全に転送するための標準ですが、名前に「トークン」が含まれているため、これが必ずしもセッション管理に適しているわけではないにもかかわらず、しばしばセッション管理に誤用されます。
- 「NoSQL」という名前は、「SQLを使わない」という意味ではなく、「Not Only SQL」という意味で、SQLを使用するデータベースも含まれることがあります。しかし、多くの人がこれを「SQLを全く使わない」と誤解しています。
これはわかるmrsekut.icon
4. **ORM (Object-Relational Mapping)**:
- ORMは、オブジェクト指向プログラミング言語のオブジェクトとデータベースのリレーショナルデータをマッピングするツールですが、名前のせいで多くの人がこれを「データベースの完全な代替」と考え、SQLの知識が不要だと誤解しています。
5. **JavaScriptの「this」キーワード**:
- 「this」キーワードはJavaScriptのコンテキストを指しますが、その動作は多くの他のプログラミング言語と異なります。名前の曖昧さと動作の違いにより、多くの開発者が混乱します。
6. **CAP定理**:
- 「CAP定理」(Consistency, Availability, Partition tolerance)は分散システムの理論ですが、その名前の簡潔さゆえに、すべての特性を同時に満たすことができると誤解されることが多いです。
これらの例は、名前の付け方が原因で誤解や誤った使い方が広まることを示しています。適切な名前を選ぶことは非常に重要であり、コミュニケーションを円滑にするためにも注意が必要です。