一手でできることが増える
AIとかは割と資源的なところが大きい
ハードの制限があるために無限に時間がかかってしまう
webとかのソフトの方はどうなんだろう
一手でできることが増えることで成長が加速する、という歴史の流れみたいなのがある
今まで複雑に思えたものが一手でできるようになる
そうすると、今までおざなりにしていた他の部分にも注力できるようになる
20年前の時点でFigmaのようなアプリケーションが出ていてもおかしくない
しかし、実装コストが高すぎた
発見されていない抽象も多すぎた
作れはするが、完成までの工数が大きすぎる
バグったときのメンテナンスコストも高すぎる
この時、どのツールを使うかで「最も簡単」にできることの量が変わる
ある道具では5分でできることが、別の道具だと60分かかる場合、後者を採用した時の解決策は多分に妥協が含まれる
webは進化した、ライブラリも進化した
その中で良い抽象が発見され続けている
floatよりもgridのほうがいいじゃん、ということに気づいて形になった
コミュニティも成熟した
学ぶためのコストが下がり、同じ時間で多くの知識を得られる
libraryが豊富にあり、既に誰かがやったことはすぐに使えるようになっている
同じことを達成するためのステップが少ないことは、いろんな観点で嬉しい
時間が短縮されるのはもちろんとして、
認知コストが下がることが大きい
それに取り組むためのハードルも小さくなる
なぐり書きのスクリプトを書くハードルが下がっている
この方針をいったん試して、次の方針を考える、みたいなことがしやすくなった
技術選定で新しいものを取り入れるのも、これが大きい 新たに発見された抽象が取り入れられていたり、
あるあるの落とし穴、あるあるのユースケースが、楽して実現できるように作られている