ユーザと比較して開発者の方が優れている点
from ユーザーに欲しい機能を聞くのではなく課題を問う
本当に必要な機能なのか考えることができる
ただの思いつきなのかどうか
他のユーザのことを想定をしているのかどうか
他のユースケースのことを想定しているのかどうか
プロダクトの本来の目的に則っているかどうか
顧客が本当に必要だったものを見極める必要がある
認知コストを加味して機能やUIの発明ができる
既存の解決策ではなく、そのドメインに最も適合したUIを作るべき
ユーザ目線の良さ(認知コスト削減)などを加味できる
既存の機能やUIとの、整合性や調和を加味できる
安易に修正するとユーザに間違ったメンタルモデルを植え付ける
機能が増えることで生じる問題を考慮できる
機能追加に対してブレーキをかけられる
存在する課題を解決すればよいのであって、機能を追加する必要があるとは限らない
プロトタイプを作りまくって、何度も重ねて課題を深堀りできる
これ、かなり開発者特有の能力だと思うmrsekut.icon
作って試す、ということを繰り返すことで納得感を持って課題の深堀りができる
より深い解決策を発見することができる
開発コストを加味できる
開発者は内部のデータ構造を知っているので、そこも考慮できる
そのプラットフォームに対する知識がある
使用しているbrowserやframeworkに対する知識がある
最近はどの辺が改善されていて、将来的にどこが改善されるのかの知識がある
技術に対するキャッチアップができている
その周辺知識を加味して実装を勘案できる
実現可能性の見積もりができる
実現不可能な機能を早期に却下できる
「AIが欲しいです!\\ドンッ//」のような雑な要求に対し、より的確な解決策を提示できる
詳細を詰められる
ユーザはふわっと「こういうのが欲しい」と言う
ふわっとしている段階では実装できないので、詳細を詰めることになる
その結果、他の機能との矛盾点などを洗い出すことができる
開発者は、上記のような技能が身についていないといけない
これは、ユーザーに欲しい機能を聞くことの問題点の裏返しでもある
これは「ユーザはそのへんの技能がない」という前提をしている
それはそうmrsekut.icon
知らなくても困らないし、見える範囲で最適化している
知っていても開発できないので、改善できない
なので、「これこそが開発者の仕事」という感じ