マルチチュード
Antonio NegriとMichael Hardt
帝国主義に対抗するための新たな革命的主体
反体制運動、市民運動を指す
政治的なものと、社会的なものを分割しない
政治と経済の二層構造が存在していたが、それらの間をつなぐものとしてマルチチュードを構想している
労働や生活の現場から運動を始め、帝国の批判に至る
資本主義を拒否せずにその力を利用する
ネットでの情報収集やメディアとの連携などを活用する
世界中に独立にポツポツ存在している感じではなく、ネットを介して広くつながるネットワーク上のゲリラ的な連帯
成功例
アラブの春
オキュパイ運動
1999年の反WTO閣僚会議デモ
など
マルチチュードが批判される箇所
ネットワーク状につながるところまではわかるが、そこからデモをしてどう世界を変えるのかについての言及がない
みんながつながればなんとかなるやろ的な
指導者も党もいらんから、愛があればなんとかなるやろと言っている
参考
https://note.com/tadaoharada/n/nfd10623dfcbe