『聖なるズー』
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同じシェアハウスに住んでいる人が買ってたので借りたmrsekut.icon
プロローグ
動物性愛者のインタビュー動画
人物メモ
人名は覚えられないので、再び出てきたとこに誰のことかわからんくなるmrsekut.icon
ハンス
パートナーは犬のクロコ
あまり躾けていない
ゼータ
ミヒャエル
パートナーは犬のキャシー
ペット
2匹の猫
ゼータ
エドヴァルド
パートナーは犬のバディ
ゼータ
エトガー
ゼータを辞めた人
クラウス
パッシブ・パート
オスの犬のスパイク
達也
パッシブ・パート
オスの犬のラッキー
バルバラ
パッシブ・パート
ゼータの女性
元ゼータのアンチ
メスの犬のルナ
保護団体で保護されていた犬
マリク
男
アクティブ・パート
パートナーは馬
アーノルド
男
アクティブ・パート
パートナーはメスの犬のアレクサ
ディルク
男
アクティブ・パート
相手は犬
ズーの友人のパートナーのメスの犬
バルバラ
女性
ズー・レズビアン
地元のティアハイムに勤めている
ロンヤ
50代前半の女性
能動的にズーになることを選んだ
オスの犬
アヌーク
クルト
19歳
女の友達
シルヴィア
カミングアウトに驚かなかった
アティカ
第1章 人間と動物のアンモラル
動物保護団体のスタッフの一部は動物性愛者撲滅を掲げる 旧約聖書に人間は異性の人間としかセックスをしてはいけない、と書かれている 動物と人間がセックスした場合、この両者はどちらも必ず死すべきである
誰に、あるいは何に対して情緒的結びつきを感じるか
誰と、あるいは何とのセックスを妄想するか
誰と、あるいは何とセックスするのろを好むか
残虐さを伴わなければok
結婚しているからと言って、ズーだからと言って、セックスをする必要があるわけではない
万人に対しmrsekut.icon
犬は自然にセックスをする
始める
食べたり、寝たりするのと同じ
したいときにする
第2章 ズーたちの日々
ズーは、パートナーとは別にペットも飼うこともある
トカゲとか魚とか、普通に
パーソナリティを備えていると認識できる動物を「パーソン」と呼ぶ
p.65辺りめっちゃいいなmrsekut.icon*4
馬の家畜化は、紀元前4000年頃の、現在のウクライナで 7匹のネズミを家の中で放し飼いしている
パートナーではない
ズーの問題の本質は、動物や世界との関係性についてである
セックスするかどうかは関係ない
異種との共感の問題
ズーにとって、人間と動物は「対等」
しつけに対する必要性の如何
人間社会に無理やり適合させるのでしつけはしたくない
種を超えて共生するためにはしつけは必要
セックスのための性的なトレーニングは決して行わない
ペットと子供を同じように扱う人がいる
どちらかと言えば、小さいペットに対して、赤ちゃんに対するセリフを言う状況のほうが想像しやすいmrsekut.icon
「ペットは家族」は暗に「ペットは子供」と同じノリで言っている
母や父ではないので。
子供視しているがゆえに、ペットが性欲を見せると狼狽する
子供が性欲を見せるとびっくりするのと同じ
そもそも対等に見ていない
故に去勢する
去勢に悪意や背徳感がない
性欲を人間がコントロールしようとする
前者は、大人と小児の性欲の非対称がある
後者は対等に扱えば無い
ズーはそれを体現している
第3章 動物からの誘い
table:aa
犬の性別\人 攻め(アクティブ) 受け(パッシブ)
オス 24% 63%
メス 66%
獣姦愛好者
動物への性的虐待者
第4章 禁じられた欲望
知的で偏見のない、遊び心あふれるセックスへのアプローチを促し、クリエイティブなセクシュアリティのためのヒントやアイディアを提供する
1960年代の西ドイツ
性の自由化を謳う運動、現象が起きた
婚前交渉や不倫の擁護
同性愛者を強制収容所に収監し、殺害
日本では性愛に関する法律は世界的に見てもおおらか
同性愛や、動物性愛が違法となった歴史がない
ズーが提起しているのは人間とは何かという問い
「動物と人間はこういう関係であるべし」という断言は、その延長で人間はこうあるべしを支持している
第5章 わかち合われる秘密
第6章 ロマンティックなズーたち
ズーの性に対する向き合い方は性暴力の対極
偏見や好奇の眼差しに立ち向かう人間
読んでいる内に、以下のようないくつかの項目に対してmrsekut.iconの考えが変容していったのを感じる
動物性愛者という概念
愛に対する向き合い方
動物(特にペット)に対する向き合い方
人間との関係、動物との関係
性交渉の意味付け