『反時代的考察』
1873~1876年に渡って少しずつ発表
29歳~32歳
当時のドイツ文化批判
第二篇 生に対する歴史の利害について
いかにショーペンハウアーは重要なのか
ニーチェがワーグナーを褒めた最後
ニーチェが攻撃している当時のドイツ文化の特質
愚かな国家主義の台頭
キリスト教の堕落とその国家主義との癒着
文化の営利主義・教養主義・俗物主義
形式上の「美」の新しさだけを追い求めて、美の実質、つまり文化の本質を忘れ去っていること
文化の真の課題
真の「哲学者、芸術家、聖者」を生み出すこと
人類は、個々の偉大な人間を生み出すことに絶えず従事すべきである
これこそ、人類の課題であり、その他のいかなることもそれではない