『「趣味に生きる」の文化論』
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動機
pintcle読書会に誘われた
/pintcle/オンライン読書会 『「趣味に生きる」の文化論』
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まえがき
工学モデル
啓発モデル
Chapter 00 本書の基本的な視点 
杉山昂平
/pintcle-books/Chapter 00 「本書の基本的な視点」(杉山昂平)2021
趣味として好きなことに打ち込む人々の環境、文化、葛藤などについて
真剣な趣味について見ていく
シリアスレジャー
趣味のおもしろさとは?
趣味を続けるためにどんな環境が必要か?
趣味を行うことが社会の中で持つ意味はなにか?
Chapter 01 趣味の大衆化:テイストとホビーの境界線
/pintcle-books/Chapter 01 「趣味の大衆化:テイストとホビーの境界線」(神野由紀)2021
神野由紀
アマチュア…「プロフェッショナルが存在する領域(芸術、科学、スポーツなど)におけるシリアスレジャーの実践者」
趣味人…プロフェッショナルが存在しない領域におけるシリアスレジャーの実践者
ボランティア…「「強制によらない自発的な手助け」の実践者」
優れた教養に裏づけられた美意識は、良いホビーを嗜むことによって醸成されるという考え方
ホビー
テイスト
「趣味」の語義
趣味の商品化
大正時代の中流家庭の女性の趣味
琴、茶道、華道
編み物、刺繍、人形作り
ホビーショー
ホビー白書
快楽消費
消費を介在させた快楽感情を伴う
積極的にお金儲けをする人も増えた
ホビー系で
Chapter 02 アマチュア:「稽古(事)」と「たしなみ」
歌川光
稽古
たしなみ
重兼芳子
Chapter 03 シリアスレジャーとしてのボランティア:余暇か労働か 
/pintcle-books/Chapter 03 「シリアスレジャーとしてのボランティア:余暇か労働か」(桜井政成)2021
桜井政成
レジャーの一形態としてのボランティア
どこまでがレジャーで、どこからが生業なのか
シリアスレジャーは余暇敵でありながら、労働との結びつきも持ち得ている
シリアスレジャーとしてのボランティアと、カジュアルレジャーとしてのボランティア
プロボノ・ボランティア
周辺的ボランティア
強制されるボランティア
Chapter 04 趣味と放送:シリアスレジャーとして始まったCATV 
飯田豊
/pintcle-books/Chapter 04「趣味と放送:シリアスレジャーとして始まったCATV」(飯田豊)2021
方法を始める人がシリアスレジャー?
コンテンツを作る人ではなく
Chapter 05 ランニングの専門志向化とトレイルランニングへのキャリア 
二宮浩彰
トレイルランニング
Chapter 06 より良い生き心地を求めるLGBTのシリアスレジャー 
板津木綿子
ヘルパーズ・ハイ
かけた時間ではなく、活動のシリアス度が高ければ、シリアスレジャー?
Chapter 07 夢追いバンドマンにとって音楽活動は趣味なのか,仕事なのか 
野村駿
「仕事」か「趣味」かではMECE的に分類不可能
夢追いバンドマンにとってのバンド活動がどちらにも属さない例
仕事であると言うための条件
その活動が義務である
誰かに期待されているなど
その活動で収益を得ている
気持ちとしては趣味ではない
しかし、基準を満たしていないので仕事でもない
夢追いバンドマンにとってのバンド活動は、「趣味の仕事化」の過程にある
Chapter 08 それでも舞台に立てる理由:まじめに遊ぶための人間関係と規則 髙橋 かおり
趣味縁
趣味を仲立ちにしたつながり
遊びを真面目にする規則
仲の良い人がいる
一定の技術レベルがある
誰とやるかが重要
真面目に楽しむというタイ語の表明が必要
それを共有するために規則も必要
Chapter 09 「アイドル,はじめました。」:アイドルは仕事なのか,趣味なのか
上岡磨奈
/pintcle-books/上岡磨奈
地下アイドル
「アイドル、やめました」
SDN48の大木亜希子によるノンフィクション映画
生活のための経済活動が「仕事」
Part 3 シリアスレジャーに打ち込む環境
Chapter 10 SNSが築く弱い趣味縁の面白さ 
杉山昂平
興味駆動型のSNS利用が築く趣味縁
SNS以前の趣味縁における「弱い紐帯の強さ」
『The Strength of Weak Ties』
弱い紐帯によって結ばれている方が広がりがある
強い紐帯で結ばれているとそのコミュニティ、人間関係の中で情報が閉じてしまう
SNSが築く「弱い趣味縁の面白さ」は何か
刺激的な隣人
SNS上で強い人を見ることでモチベが上がる
不特定の観衆
SNS上で知らない人に勝手に見られることでモチベが上がる
SNSのデザイン・趣味の実践環境にも目を向ける
Chapter 11 メディアが可能にする趣味実践:「学習」と「観戦」におけるメディアの利用 
執行治平
1 趣味実践のなかのメディア
2 将棋という趣味の二側面
3 メディアを使って将棋を「学習する」/「観戦する」
4 「盤外の情報」が可能にする趣味実践
Chapter 12 「趣味」としての部活動:学校教育が醸成する発表会的心性 
宮入恭平
/pintcle-books/宮入恭平
自己目的化する発表会
アメリカでは発表会は、子供の成長過程を見せる場所
(楽器を)何も弾けなかった状態から、(ちょっとでも)弾ける状態になったことを見せる
人様に聞いてもらえるレベルまで練習を重ねる日本とは異なる
2 発表会と部活動の近接(連続)性
3 「趣味」としての部活動
4 学校教育における発表会的心性の醸成とその内面化
Column 4 書道パフォーマンスで変容する書道部 三浦 倫正
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Chapter 13 日系人の「日本語で歌う文化」:シリアスレジャーでつながるマイノリティ 早
稲田みな子
/pintcle-books/早稲田みな子
1 趣味・娯楽としての「歌う文化」
2 アメリカ日系社会の「日本語で歌う文化」の歴史
3 日系人とカラオケ
4 シリアスレジャー研究からみた日系人のカラオケ
Chapter 14 「地域を取り戻す」という遊び:スポーツを通じた観光まちづくりを事例に 
遠藤英樹
町おこし
オバチャーン
1 観光まちづくりとは何か
2 観光まちづくりの実践例
3 スポーツを通じた観光まちづくり
4 ナショナルかつグローバルな思惑に絡めとられるローカルな取組
Chapter 15 政策的に「活用」される自由時間:シリアスレジャーのあやうさ 
青野桃子
1 シリアスレジャーと自由時間の関係
2 自由時間活用への政策的期待の系譜
3 自由時間の価値を高める個人
4 シリアスレジャーは誰のためのものか
Column 5 中国の広場ダンス:ブームとなる社会的要因とその展開 劉 潤
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Appendix 01 ロバート・ステビンスへのインタビュー 下山田 翔
1 はじめに
2 インタビュー
3 結びにかえて
脱文化化
あとがき:ポストコロナの世界へ
#スクボ読書化した本