Eitherモナド

成功時だけでなく、失敗時にも値が返せるモナド

Maybeモナドとの比較

table:Habit Tracker

型 失敗 成功

Maybe a Nothing Just a

Either a b Left a Right b

「Right」は「正しい」という意味と掛けている

型

code:hs

data Either a b = Left a | Right b

実装

code:hs

instance Monad (Either e) where

return x = Right x

Right m >>= k = k m

Left e >>= _ = Left e

ミソは何故型引数を2つ取るEither型でMonad型クラスのインスタンスにできるか、である

関数

LeftとRightの値を処理する関数を渡してEitherを取り除く

code:hs

import Data.Either

test = either (+ 1) (* 2)

main = do

print $ test $ (Left 4) -- 5

print $ test $ (Right 4) -- 8

参考

この記事とその続きの記事、ユースケースを定めてEitherモナドを再実装するような流れなので、Eitherモナドを全く知らない人からしたら、Either型と、モナドの嬉しさがよくわかるのでは