Datadog Agent

core integrations (dd)もバンドルされている

Datadog社が公式に開発・サポート

GPT-4.icon

Datadog Agentとは、Datadogが提供する監視・可観測性プラットフォーム用のソフトウェアコンポーネントで、監視対象のサーバやコンテナにインストールして動作させる軽量なデーモンです。主な役割は以下のとおりです。

✅ 主な機能

1. メトリクスの収集

CPU使用率、メモリ、ディスクI/O、ネットワークなどのシステムレベルの指標を収集します。

ホストレベルのメトリクス

CPU使用率

メモリ使用量

ディスク使用量

ディスクI/O

ネットワークトラフィック

コンテナメトリクス

コンテナCPU

コンテナメモリ

コンテナディスクI/O

コンテナネットワークメトリクス

APMメトリクス

サービス遅延

リクエストボリューム

エラー率

ネットワークメトリック

TCP接続

DNSクエリ

2. ログ収集

ローカルに出力されたアプリケーションログやシステムログを収集してDatadogに転送できます。

フィルタリングやマスク処理なども可能。

3. APM（Application Performance Monitoring）

トレース情報（リクエストがどのサービス・処理を経由しているか）を収集。

サービスの遅延やボトルネックの可視化が可能。

4. イベント・ヘルスチェック

サービスのステータスチェックやカスタムイベントの送信も可能。

✅ 使い方の概要

サーバやコンテナにAgentをインストール（OSごとのパッケージやDockerイメージあり）。

datadog.yaml や個別の設定ファイルで収集対象やタグ付けなどを定義。

DatadogのAPIキーを設定して、収集データをDatadogに送信。

✅ よく使われる環境

クラウド環境（AWS, GCP, Azure）

Kubernetesクラスター（DaemonSetとして各ノードに展開）

EC2やオンプレミスサーバ

Dockerコンテナ