GA4から逃げるな
2023年7月にUAが完全終了した。
GA4から長らく逃げてきたがそろそろ向き合っていくことにする。
【UA→GA4って何がいいん?】
ひとりの人間がPCやスマホなどの複数端末でネットを利用するのが当たり前になったので、セッション単位ではユーザー行動を追い切れないのが背景にある。
自社で生成したユーザー ID を個々のユーザーに関連付けることができるため、
さまざまなセッション、デバイス、プラットフォームをまたいで各ユーザーの行動を把握できます。
アカウント作成しないサイトだと別端末を同一ユーザーと識別はできないのね。
ログインする前にイベントAを発生させその後ログインした場合は、ログインアカウントにイベントAが紐づけられる。
【UAとの仕様の違い】
UAとの違いは今までセッション単位で発生してたイベントをレポートしてたのが、全てがイベントになった点か。
イベントにはイベントパラメータが設定可能で、logationやreferreなど個別パラメータを付与できる。
例えば、
・click(※ユーザーが現在のドメインから移動するリンクをクリックするたび)
・page_view(ページが読み込まれる度、または閲覧履歴のステータスが変更される度)
・scroll(90%以上スクロールされた時)
・conversion
などなど。上3つは「自動収集イベント」と呼ばれ、最初から自動で設定されている。
自動収集イベントの一覧と説明は一覧はここに載ってる。
現在自動収集されてるイベントを確認するには「設定>データストリーム>イベント」
「カスタムイベント」はその名の通り自分でイベントを定義できる。
よくあるのは特定のURLでpage_viewした時のイベントを「conversion」というイベントで定義する、とか。
【用語集】
■平均エンゲージメント時間
ブラウザでフォーカス状態にあった平均時間、またはアプリがユーザーのデバイスでフォアグラウンド表示されていた平均時間。
■ユーザーエンゲージメントイベント
ページ滞在時間と脳内変換するとシンプル。
ページ遷移と離脱のタイミングで記録される。
がどの行動が何のイベントで記録されるかわかりやすかった。
user_engagement_msecっていう個別パラメータがあるっぽい?
■user_id、user_pseudo_id、ga_session_id
user_idは自分で実装するやつ。
user_pseudo_idはgaが自動で付与してくれるやつ。ブラウザ固有のID。
・別タブで開く → 値変化しない
・別ウインドウで開く → 値変化しない
有効期限が1年くらいはあるのでその期間内であれば、Cookie削除されない限り同一ユーザーと識別可能。
同一ユーザーの発生ベントを重複排除したい場合は、これらでgroup_byすればユーザー数が取れそう。