日本の大企業入ってわかったこと
ミーティングがとにかく多い
とにかく何か決める時はミーティングでやることになる。メールとかチャットとかでは議論は進まない。
どんなに瑣末なことでも決める時は絶対にミーティングになる。
証跡が残る
これは定例ミーティングについての話なのだが、なぜ定例ミーティングが多いかというとこれがチェックポイントになっているからだと思った
定例ミーティングが一種の締め切りとして機能しており、その締め切りがないと誰も仕事をしないから
仕事のための仕事が多すぎる
予算チェック
試算できないものの予算を精緻に決める必要はないはずだが、精緻に決定することを求められる
その試算自体が仕事になっている
チェックするのも仕事、ただその正当性をちゃんとわかっているわけではない。
セキュリティチェックシート
とにかく重厚長大なチェックシートの入力が求められる
その入力自体が仕事になっている
チェックするのも仕事、ただ見てる人がセキュリティのスペシャリストかというとそんなことはない。
なぜそのプロセスが必要なのかを考えていない、あるいは考えてはいけない
「なぜやるのか? -> 仕事だから」という意識しかない
そのプロセスが真に必要なのかどうか、無駄になっていないかどうか、を考えるということはしない
普通に考えればプロセスは有機的・流動的なものであり、常に最適化されるべきなのだがそういう働きは発生しない。
なぜならそのプロセスが雇用を守っているから。プロセスの内容や結果ではなく、プロセス自体が重要。
リーダーシップの決定的な欠如
管理職以上役員未満の人が経営をやっているという意識は無い
プロダクトを作っているという意識もない
何をやってる人なの?
役員は特にデカいことを言うだけですべてを下に丸投げしてる
責任を取る装置としてのみ存在しているのだろう
製品を良くするという意識は無さそう
たぶん「製品」みたいな具象までいくと考えられなくなるんだと思われる