部屋んぽの前に食事を用意するかそれとも後にするか問題
うさぎの運動不足やストレスの解消、飼い主とのコミュニケーションをとるため、腸の蠕動運動を活発にするためなどの理由から、部屋んぽをさせてあげることは一般的に良い習慣であるとされている。 家庭によっていろいろな生活リズム設計があるだろうが、うさぎにかける時間を一つのまとまった時間帯にまとめられるということで、部屋んぽの時間を中心として、毎日の簡単なケージの掃除や食事の用意、水ボトルの取替などの作業をしている飼い主は多いと思う。 わたしも部屋んぽ中心のリズムで動くようにしていて、朝 6:00 ~ 7:00 の部屋んぽタイムと、夜 21:00 ~ 22:00 の部屋んぽタイムの前後、もしくはその中でうさぎに関するルーチンを実行するようにスケジュールを組んでいる。 食事を前に置くか、後に置くか
そんな中、わたしの頭に一つの疑問が浮かんだ。
食事を部屋んぽの前に置いたほうがいいのか? それとも後に置いたほうがいいのか? 結論としては、部屋んぽの前に食事を用意するほうがよい。理由は後述。 お迎えした当時から前にあげるようにしていたのだが、先にあげると、ごはんに夢中になる分、活発に活動する時間が短くなり、運動不足の解消などの効果が薄れてしまうのではないかと思い、数日間、後に食事を用意するようにした。
そうすると、前にあげていた頃と比較して、以下のような問題行動が見られるようになってしまった。
凶暴性が増す。具体的には、イライラした様子でいろんな場所をかじろうとしたり、ごはんの容器に「はやくごはんをだせ」と言わんばかりに、かじろうしたり掘ったりする。
トイレの失敗が多くなる。ケージ内でのおしっこは完璧なルカも、部屋んぽではたまに失敗します。最近はケージ外に部屋んぽ用トイレを別に設置することでかなり改善していたのだが、後に食事を用意するようにしてから少し失敗が多くなった。 あまり構ってくれなくなる。これが一番メンタルにきびしい🥺。名前を呼んでこっちにくる頻度も減ったし、こころなしか、以前よりもツン成分が多くなったような感じ。 おそらくどれも、空腹からくるイライラと、ごはんが出てきそうで出てこないもどかしさからくる行動なのではないか、と推測している。本当は本人から直接言葉として聞きたいところではあるが、残念ながら現代の科学技術をもってしても、推測することしかできないのは残念である。
実際のところ、食事を後にしたからといって、特段運動量が増えたような印象もなかった。したがって、今までどおり時間になったらケージの扉を開放し、ごはん容器にペレットを盛り、あとは 1 時間程度、ごはんをつまみつつ自由散策にするのがよさそういう結論に至ったのである。