ORCAの基本操作
アプリケーションを立ち上げるとエディター画面が開き、オペレーター一覧のヘルプが表示され多状態になります。何かのキー操作をするとヘルプが非表示になります。もう一度表示するには Ctrl + G を入力します。
https://gyazo.com/4a81c168f4e6de6e6f800b524ef458ba
カーソル移動
矢印キーでカーソル移動です。カーソル上のマス目でキーを押すと、文字が入力されます。
バックスペースキーで文字を消去します。
マウスポインタでマスを選択もできます。
オペレーター
ORCAでは文字ひとつがオペレーターとして機能を持ってい隣り合わせたり位置関係によって組み合わせプログラミングしてゆきます。
オペレーターには引数、入力、結果の出力などが伴っていて、引数はオペレーターの左隣にテーマカラー(デフォルトではグリーン)のドットで表されています。入力は白のドットのマス目。出力は白背景で強調されたマス目で表されます。
https://gyazo.com/6b9133134a6ae0dcb158271e1c053439
Addオペレーター、左側の引数に加算対象の数値、右側の入力に加算する数値、結果が下のマスに出力されます。
選択
shiftキーを押しながらカーソルを移動させると、領域で選択できます。
マウスのD&Dでも領域を選択できます。escで選択を解除します。
https://gyazo.com/db2bebc1cb08edfe1e733daf88546c89
コピー&ペースト
選択された領域はコピーしたり貼り付けたりできます。
空白もドット(ピリオド)でマスを占有していますのでそれもコピーされるので注意しましょう。
Macでは
Cmd + C / Cmd + V
Linux Winなどは
Ctrl + C / Ctrl + V
です。
フレームとテンポ
ORCAのエディター画面には共通する時間概念としてフレームというものが有ります。
オペレーターの中には時間の状態によって出力が変化するものも存在します。
スペースキーを押すことでフレームをストップすることができます。もう一度スペースキーで再開させることができます。
フレームの進む時間の速さをテンポ(BPM)として設定できます。エディターの下に数値の横に*が点滅表示されています。デフォルトでは120です。 < > キーでテンポアップ、テンポダウンします
(フレームやテンポはアプリケーションの外からUDPなどによって操作する方法もあります)
https://gyazo.com/bfca192753be832cd01f0092eca39d0c
エディターの下部に--f, --* とでそれぞれ表示されている
ファイル Open / Save
開いているコードは保存できます。
メニュー >> File >> Open もしくは
MacでCmd + O Linux Win はCtrl + O
ファイルの拡張子は.orcaになります。中身はテキストファイルなので、他の環境でコードスニペットをコピーしたりペーストするのが容易になっています。
ファイルを保存するときには
メニュー >> File >> Saveもしくは
MacでCmd + S Linux Win はCtrl + S
です。
Browserバージョン
こちらのページに行くと使えます。
WebMIDIでつなぎます。筆者のMac環境のChromeで動作確認したところ、ネットワークMIDIを立ち上げ多状態でブラウザで開くと認識していたようでした。
チュートリアル
TUTORIAL.md を日本語訳したものがあります。こちらを参考に早速制作進めてみましょう。