袴田事件
https://youtu.be/_-Ud6jjpu90?si=9KzpCQJ1zci58fGi
https://youtu.be/zcMOQCgxWM8?si=56Ik11a96_jNJpHN
45年裁判を繰り返したのち、DNA鑑定によって裁判が覆った ただし、鑑定人の独自の鑑定方法で批判がある
1968 静岡地裁 死刑
1976 東京高裁 控訴棄却
1980 最高裁 上告棄却 死刑確定
1994 静岡地裁 再審請求棄却
2008
最高裁 即時抗告棄却
静岡地裁第二次再審請求
2014
静岡地裁 再審開始、48年ぶりの釈放
静岡地検が東京高裁に即時抗告
2015 東京高裁 再審請求棄却
2020 最高裁 高裁決定の取り消し。審議差し戻し
3人 差し戻すべき
2人 再審開始決定をするべき
2023 東京高裁 再審開始を決定
2021年1月で84歳と高齢だが最高裁は味噌と血液のメイラード反応を確認させるために差し戻した 最高裁意見では高齢なことも考慮し、早く再審するべきという主張も出たが多数決で通らなかった
長年の拘禁生活で精神状態が不安定な袴田さんは、2014年の釈放後は「事件はすでに終わった」と思い込んでいる。再審請求中ということは理解しておらず、この日の決定についても特に伝えていない。
検察は争う姿勢なのでここからまた高裁→最高裁を繰り返す
たぶん判決が終わるまでに亡くなって有耶無耶になる基素.icon
小泉法務大臣は「検察の活動が適正に行われていないのではないかと国会などで厳しい指摘があり、検察に対する国民の信頼が損なわれることを危惧している。外部からの批判にも十分に耳を傾ける姿勢を持ってほしい」
ことし7月に就任した畝本直美検事総長は「昨今、検察の活動について適正を欠くとの指摘が相次いでいる。取り調べを含めた捜査・公判が適正に行われることは、真相解明に取り組むことと同様に重要で、それらを両立させることで初めて国民の負託に応えることができるのであり、検察全体の課題として取り組みを進めたい」と訓示
2024年9月26日 再審・静岡地裁 無罪判決
検察が控訴しないことを決め、無罪確定
検察側に特別抗告の権利を与える合理的意味がないと主張する鴨志田弁護士
証拠開示の義務化
今は再審事件では検察の証拠開示に法的な義務がない
弁護側が要求しても犯罪にしたい検察は開示しない
袴田事件は裁判所の検察への勧告により開示された
https://youtu.be/oWHwIjRkSsk?si=_nOEIxwiMckzOL1x
https://youtu.be/dv2J7_XK8DI?si=yu26VEwtcEXhneEl
9月26日 高裁判決
https://youtu.be/hd3lzEKlJgs?si=1m-5KjOEYcb2AkgP
40年間袴田事件の弁護を務めた弁護士
弁護団の仲間も「検察がそんな捏造をするわけがない」「裁判所から相手にされなくなるから捏造と言ってはいけない」と主張
味噌に1年つけたときの色が異なる
ステテコの方がズボンより広範囲に血が染まっている
観察「ズボン脱いだんじゃない?」
袴田の肩に傷は1つしかないのに、傷がある衣類が2つある
1つしかない緑色のブリーフが2つある
袴田の兄がブリーフを預かっていた
巖が逮捕された後、寮から他の荷物と一緒に実家に送り返されてきました。そしてある時、伊豆にいた兄の實がお祭りに行くために中瀬(当時、実家のあった旧・浜北市中瀬)に帰ってきた際に、母が『(拘置所の)巖に差し入れて』と持たせたのです。兄は弁護士に持っていったけれど『これは派手だから拘置所で渡してくれないよ』と言われて持ち帰り、伊豆の自分の家の押し入れにしまっていたんです。ところが翌年、『5点の衣類』の中に緑のブリーフが発見されたと報道されました。その年も帰省していた實が『緑のブリーフなら俺のところにあるよ』と言ったので、母親はもう喜んで喜んで。『(見つかった緑のブリーフは巖がはいていたものとは別だから)これで巖の濡れ衣が晴れる。早く弁護士さんに報告して』と久しぶりに明るい顔をしていたんです。
検察「袴田の偽装」
傷の位置が異なる
パンツのサイズに関する検察の主張の変化
味噌のタンクの80kgの味噌は1.5cm程度で衣類はかくせない
タンクを捜査した警察官もなにもなかったと証言している
再審が認められるのは真実が証明される明らかな証拠が出た時で、事実調べが行われる
9年間猶予があったのにやらずに再審が決まると有罪立証をはじめる検察は二重の危険を禁止している憲法違反である。3重、4重の危険になっている 国家権力にこのように税金を使い立証する力を与えてはいけない
検察の不服申し立てで判決がどんどん伸びる
海外では許されていない
元検事 市川寛氏
「検事は荒っぽく言うと”強気の検事”と“弱気な検事”、二つに分けられるんです。事件を起訴するにあたって、10の証拠が必要な時、すべてが完璧に揃うことはあり得ない。そういう時に“2つ足りない”ことに着目してしまって怖気づいて『この事件は10の証拠のうち2ないし3足りませんよ。これちょっと危ないんじゃないですか』って上司に意見を具申するのは“弱気な検事”というんです。一方“いや7あるでしょ”っていうことで『7の証拠がありますからこれは筋から言って行けます。なのでこの事件起訴しましょう』と犯罪者と戦う姿勢を崩さない検事(強気な検事)は天晴だと評価が高くなる。(中略)私は負け惜しみといわれるの覚悟で言いますが、検事はある程度弱気であるべきだと本当は思ってます」