蜃気楼アイデア
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勘違いしてそれに取り組んでしまうくらいはもっともらしく聞こえるアイデア
近づくと消えるので蜃気楼
2022/12/27 もっといい言葉はないだろうか?
「一見良さそうに見えるが、やってみると全然駄目」なアイデア
一見良さそうに見えてしまう
食べたくなっちゃうが食べると死ぬ
ゴキブリホイホイ
疑似餌
サキュバス
食虫植物
ハニートラップ
1995年に私はアートギャラリーをオンラインにする会社を設立した。しかしギャラリーはオンラインになどなりたくなかったのだ。そのアイデアはアートビジネスに沿っていなかった。私はなぜこの馬鹿げたアイデアに6ヶ月も費やしたのだろうか?それは私がユーザーに注意を払っていなかったからである。私は現実には必要とされていないモデルを開発し、それに基づいて作業をしていた。モデルが間違っていたことに気付かなかった。私は世界のモデルに取り憑かれており、ソフトウェアを創ることに多くの時間を費やしたのである。「彼らは待ち望んでいるに違いない!」と盲信しながら。
なぜ多くの創業者が誰も望んでいないものを創るのだろうか?それは 彼らがスタートアップのアイデアを考えようとするから である。これは2つの意味で危険である。
1. このアプローチでは良いアイデアが産まれることは稀であり、
2. このやり方で、勘違いしてそれに取り組んでしまうくらいはもっともらしく聞こえる悪い着想が生み出されてしまうからだ。
At YC we call these "made-up" or "sitcom" startup ideas.
なんでsitcomかわからないのだが、多分Sitcomではテンプレ的なお笑いがあり、やってみるけどうまくいかない主人公を徴収が笑うみたいなのがあるじゃないかな?
後段に描かれているように「構成作家が無理矢理考えた発明」という意味かな
たとえば、テレビ番組のキャラクターの1人がスタートアップを開始する、というケースを考えてみよう。作家はそのために何かを発明しなければならないだろう。しかし、良いスタートアップのアイデアを考えるのは難しい。マシに見えるアイデアを思いつくだろうが、彼らが驚くほど幸運でない限り実際はひどいものに終わる。
たとえば、ペット所有者向けのソーシャルネットワーク(引用者注:ペットの話が出来るSNS)を考えてみよう。このアイデアはパット見間違いには見えないだろう。 何百万人もの人々が実際にペットを飼っている。
多くの場合、彼らは自分のペットを気にかけ、たくさんのお金を費やす。
確かに、これらの人々の多くは、他のペット所有者と話すことのできるサイトを望んでいる。それらのすべてではないかもしれないが、通常の訪問者の2〜3%もあれば、何百万人ものユーザーに使われる可能性がある。あなたはそれらをターゲットにプレミアム機能を提供し、マネタイズができる。そんなアイデアだ。
このようなアイデアの危険性は、友人と一緒にこのアイデアを実現化するとき、彼らは「このサイトは絶対使わない」などと言ってくれないということだ。彼らは「うん、多分使うことになると思う」と言う。サービスがスタートしても、それは多くの人々にとってもっともらしいと思われる。彼らはそれを自分で使いたいとは思っていなくとも、他の誰かがそれを望んでいると想像することはできる。そうしてマーケットからの反応を合計を算出するが、結果としてユーザーはゼロです、ということが起こる。