良いアイデアの実行に重い許可が必要なら無許可でやる
原文
It is easier to ask forgiveness than permission. With a sincere attitude toward one’s work, the chances of doing real damage or harm are small. Consequences from bad calls, in the long run, do not outweigh the time waiting to get everyone’s blessing
基素.icon訳
許可よりも謝罪のほうが簡単だ
仕事に対する誠実な態度を持っていれば、実際に(経済的な?)損害や(物理的な?)危害を与える可能性は小さい
間違ったとしても、その結果は、長い目で見れば、みんなの許可を得るために待つ時間を上回ることはない
理解には、当時の3Mの意思決定フローにどれだけ時間がかかっていたのかという背景が必要ではある基素.icon
Day 1哲学を実践するなどしてもし許可を出すスピードが十分に早ければ、より健全になるかもしれない(?) Variant: If it's a good idea, go ahead and do it. It is much easier to apologize than it is to get permission.
基素.iconの感想
良いアイデアだと信じているけど、誰も助けてくれない時の手段
失敗したら「失敗した上に規則も破りやがって」となる企業もたくさんあるはず、少なくともそう従業員に思われている会社はたくさんある(断言)
意思決定をある程度末端に渡すのはよいことだ
もしそうでない場合、判断はすべて上位レイヤになげられる
上位レイヤーに正しく情報が伝わらないリスク
上位レイヤーが忙殺されてしまう
人間のキャパシティには限界がある
組織が拡大したときに意思決定の数はものすごく増えるので、物理的に無理がある
経営者は、事業上極めて重要な決定だけに頭を悩ませられなくなる
他の人も言っている
許可をとられたかどうか、社長の僕もよく覚えていない(数が多すぎると)
そもそも社長とかの決断は別に正しくない(現場のほうが正しいことが多い気がする)
許可をいちいちとってたら仕事がスピード遅くなる
許可を採るためのロジック説明などをつくっておくと、その時点で何か判断がずれちゃう
時間がかかるだけじゃなくて、説明資料内のロジックの整合性をあわせるために、資料のための案になっちゃうことが多々あるんですよね。