紅殻のパンドラ
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漫画版『攻殻機動隊』の10数年前の世界を舞台に、脳以外のすべてを機械化した「全身義体」の少女が最高級リゾート島でテロに遭遇し、偶然知り合った謎の女性2人組とともに事件に立ち向かう。副題の"URN"は「ギリシャの壺(瓶)」すなわち「パンドラの箱」を指している 士郎によると、本作は2008年7月にアニメ製作会社の発注に準じて作られた企画をベースにしているという。その後、この企画は諸事情から休眠状態になっていたが、六道の手を借りてコミック化する運びとなった。
士郎自身は「大雑把な物語の流れ」や「ベースとなるキャラ設定」のみを提示するスタンスで、ほかは六道に任せているという。
士郎が漫画を執筆しない理由としては、自分の絵柄が古いこと、自分の過去作品の印象を引きずって明るく楽しい作品にならないおそれがあること、自身の理屈を並べる傾向から作品が鈍重になるおそれがあることを挙げている。 作画 渡真仁(第1巻 - 第4巻)
六道神士(第1巻 - 第8巻)
六道は体調面の都合から単行本第8巻をもって作画担当を降板し、構成・シナリオに専念することとなった。単行本第9巻以降の作画は春夏秋冬鈴が担当しているが、版権の関係でタイトルに名前は書かれていない。