窓関数
窓関数を掛けてフーリエ変換を行うと、特定の周波数成分が窓関数の周波数特性通りに分散します
T=0.5の矩形窓の周波数特性(矩形窓とf(t)=1をかけたものをフーリエ変換した結果) https://gyazo.com/82845e4fbf26c4564970500561387191
20Hzの単振動に上記の矩形窓をかけてフーリエ変換すると
https://gyazo.com/12fe0552a16446865a8a9ae10f51823e
窓関数はいろいろある
https://gyazo.com/418b7e728d4363c9c23106a0f3449ef4
窓関数の周波数特性
https://gyazo.com/14f436df0a213b32cc2b576c0e6189e5
https://gyazo.com/09349bfaa8d4c7057c1d0472e2f5681a
L=1の場合の各窓の周波数特性を dB で比較
メインローブが細くてサイドローブが小さい (つまり周波数分解能に優れていて、かつ微小成分の検出にも使える) 窓関数は無いことがわかります。このため窓関数は用途に応じて使い分ける必要があります。