神曲
全14,233行の韻文による長編叙事詩
イタリア文学最大の古典
当時の作品としては珍しく、ラテン語ではなくトスカーナ方言で書かれていることが特徴である。
ダンテが『神曲』を世に出した背景には、
当時のイタリアにおける政争と自身のフィレンツェ追放
永遠の淑女ベアトリーチェへの愛の存在が大きい
ヴェローナのパトロンであるカングランデ1世(イタリア語版)への書簡で、人生における道徳的原則を明らかにすることが『神曲』を執筆した目的であると記している
邦題の「神曲」は、森鷗外訳の代表作であるアンデルセンの『即興詩人』の中で用いられた 3部作
地獄篇 (Inferno)
煉獄篇 (Purgatorio)
天国篇 (Paradiso)