異次元金融緩和
→量的・質的金融緩和(2013)
服部茂幸による批判
日銀の異次元緩和の実施からすでに8年がすぎているが、デフレ脱却の見通しはたたない。
異次元緩和を支持するリフレ派は、異次元緩和とインフレ目標によって予想インフレ率を高めると主張していた。ところが、主張とは反対に予想インフレ率はむしろ低下している。ここでも理論の主張と現実は反対である。
予想インフレ率の低下はどの手法のもの?
(リサーチラボ)インフレ予想の計測手法の展開:市場ベースのインフレ予想とインフレ予想の期間構造を中心に : 日本銀行 Bank of Japanで色々紹介されている
アンケートベース
https://gyazo.com/81e5aee94281d90a80005571222e5cd3https://gyazo.com/d652a7a38d28315cb745a4c7afa85394
金融資産の価格ベースの推計
名目金利と実質金利の期間構造を表現するそれぞれ2つ(計4つ)のファクターに、物価連動国債の流動性プレミアムに関するファクターを加えた5ファクター・モデルを用いている
https://gyazo.com/226cd65e8b59bcedcf6bb3b2dd134e53
いずれにしてもここ5年はダラダラと下がっている
加えて、こうした状況ではさらにマネタリーベースを大量供給すべきということになろう。ところが、実際にはマネタリーベースの供給ペースは鈍ってきている。日銀が国債を買いたくても売り手を見つけることができなくなっているのである。
インフレ目標の達成時期の公表も取りやめた。
2%の物価安定の目標#61a9c11e774b170000947236
昔は達成時期が明確だった?
これは日銀の事実上の敗北宣言と言えるだろう。
服部 茂幸|教員紹介|同志社大学 商学部/商学研究科
ドキュメント】円安の源流を辿ったら、大喧嘩が始まった
マネタリーベースの拡大は、ストーリーの補強装置
元日銀調査統計局長 門間一夫
https://gyazo.com/0c8476b4afd443f242a736befcb3b5bf
元日銀理事早川英男
https://gyazo.com/8f55408413d5b1df71a5d0019bc6b0f9https://gyazo.com/9572693d929f0aa463b865b8bcd154e4
「みんながそう思い込めば、ひょっとするとうまくいくかもしれない」
実際、企業収益はものすごく上がった
大幅な円安、株価上昇、消費者物価指数が1.5に到達
しかし、2014年の春闘で全然賃金が上がらなかった
「あんなに儲かったのに、企業は賃金に全く回さなかった」
リフレ派なんかもう力無い。YouTubeはカルト
高橋洋一みたいなチェリーピッカーは知的誠実性のかけらもない
具体的にどこが間違えてるのか知りたい基素.icon