無限責任
無限責任の会社は個人事業と大きな差はありませんから、通常の起業家が選択するメリットは乏しいといえます。
【法人設立時には慎重に検討を】有限責任と無限責任の違い 記者名なし。有資格者かどうかも不明
「無限責任」とは、会社が倒産したときなどに、会社の債権者に対して負債総額の全額を支払う責任を負うことを指します。
会社がすべての債権を払いきれない場合は、無限責任を負う者は個人の財産をもち出してでも弁済しなければなりません。
なお、無限責任を負っている人は、直接債権者に対して弁済を行う責任が生じます。このように「直接的な」責任をもつことを「直接責任」と言います。
現在、この無限責任を負う者(無限責任社員)を認めている会社形態は、「合名会社」と「合資会社」の2つです。
「合名会社」は直接無限責任社員のみで構成される会社で、
「合資会社」は直接無限責任社員と直接有限責任社員とが存在する会社のことを言います。
また、個人事業主や民法組合も無限責任を負う形態です。
有限責任と無限責任について教えてください。 | ビジネスQ&A | J-Net21中小企業ビジネス支援サイト
ただし、金融機関から融資を受ける際には、中小企業経営者は会社の債務について連帯保証人となることが求められる事が多いため、実質的には会社の債務について無限責任を負っているのと同様の状態になるケースがほとんどです。
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